バルセロナの4人家族の家計簿を紹介します‼

先日、スペインの給料で説明したように、

スペインの給料は日本に比べるとかなり少ないので、

みなさん’’スペインの物価は安い’’と思っている人も多いと思います。

そこで今回、スペインのバルセロナ市内に住む4人家族の家計簿を紹介したいと思います。

2020年4月の家計簿です。

私は二人の子供がいて教育費は二人合わせたものです。

2歳児は公立の保育園に通っていて、

朝9時から4時まで預けていて、お昼ごはんとおやつも含まれています。

5歳児は公立の幼児学校(Educación infantil)に通っていて、朝9時から4時20分までです。

うちの子は奨学金を貰っていますが、通常の給食費4月分は120,27ユーロします。

あと、週2回学校の授業が終わってから

バスケットボールをしているため月30ユーロ支払っています。

*スペインの学校の教育制度に興味がある方は、この記事を読んでみて下さい‼

私が住んでいるマンションは、76㎡の３LDKです。

カタルーニャ広場までの距離は約5,5㎞で、

地下鉄では7駅で、約20分ほどあれば行ける所に住んでいます。

我が家は、5歳児が卵と牛乳アレルギーを持って生まれたため、外食することがほぼ不可能。

約5年以上レストランなどで外食していません。

お惣菜なども乳製品が使われているため、食事は全て自炊しています。

おかげで料理上手くなった気がします(笑)

その他で使っているお金は、ほぼおもちゃやフィギアに当たります。

figurikaのインスタグラムやツイターをフォローしている方はご存知だと思いますが、

夫はおもちゃやフィギア大好きで、数年前、開業してお店を経営してました。

(約2年、経営していましたが閉店してしまいました。。。涙)

スペインの給料の記事でお話ししましたが、カタルーニャ州の平均給料は1,811ユーロです。

バルセロナ市内で4人家族の生活費は、

一人の給料では生活がギリギリと言うことが分かって頂けたでしょうか？

よって複数の家族が共働きをしざるえを得ない状況です。

スペインの給料は低いうえ、会社に何年も働き続けていても給料はなかなか上がりません。

しかし、水道光熱費・交通費・税金などは毎年値上げしているのがスペインの現状です。

私は現在、スペインも引き続きコロナ禍のため2020年3月の緊急事態宣言から、

もう1年以上仕事が休みになています。

かろうじて、国からの援助金 (ERTE) を毎月給料の70％を受け取っています。

しかし仕事復帰は、ほぼないと想像しています。

*新型コロナウイルスの影響を受けたスペインの経済に興味がある方は、この記事も読んでみて下さい‼

2021年もスペインの経済は、コロナ禍で更に厳しい状況が続いています。

スペインの生活費4月分は約245,805円でした。日本と比べると安いのでしょうか？

家庭によっては多少違うと思いますが、スペインの給料は少ないと思います。