スペインのバレンタインデーはどう過ごす?
毎年2月14日はバレンタインデーは、恋人たちが愛を誓い合う日として、
世界各地でさまざまな形で祝われています。
日本のバレンタインデーでは、女性が男性にチョコレートを贈るのが恒例ですが、
スペインでは、バレンタインデーに恋人や夫婦の間でプレゼントを交換たり、
ロマンチックなディナーをしたりして過ごします。
プレゼントはチョコレートを贈ることもありますが、
ジュエリー・お菓子・花束・旅行・ディナーなどと様々です。
スペインでバレンタインデーに初めてラブレターが送られたのは、1840年と言われています。
現在では1月の後半から、
バレンタインデーをちなんだ商品がお店にならべられ、今や商業の販売戦略となっています。
カタルーニャ州では、
4月23日は、サン•ジョルディ(Sant Jordi)の日で
バレンタインデーのように恋人や夫婦がお互いの愛を確かめ合う日とされています。
サン・ジョルディの伝説
サン・ジョルディ(騎士)がドラゴンの首を切り落として姫を助け、その血からバラが生まれお姫様へバラの花を贈ったそうです。
このため、カタルーニャ州では
男性が女性にバラの花を贈り、女性が男性に本を贈るのが伝統です。
最近では、2月13日を“San Solterín” (サン・ソルテリン: 独新の日)として
恋人のいない人同士が友達や家族と一緒に祝うことが始まったそうです。
スペイン特にバルセロナのバレンタインデーは
日本のように店や街全体がデコレーションをしているお店も少なく
あまり、バレンタインデーを特別な日としていないようです。