2020年9月スペインの新型コロナウイルス
スペインはヨーロッパの中で一番、新型コロナウイルスの感染者が多い国です。
特にカタルーニャ州はスペインの中で感染者が最も多い。
先日、スーパーへ買い物へ行くと、店の前でたくさんの人の行列がありました。
夏休みも終わり、仕事や学校が始まり、普段の生活に戻るからです。
スペインの新型コロナウイルスの死亡者数は約40.000人、感染者数は約500.000人。
カタルーニャ州では9月14日から学校が始まります.
学校での新型コロナウイルスの対策については、
学校によって議定は様々で親と先生の間で心配されています。
今では、カタルーニャ州はマスク着用は義務ずけられていて、
でどこへ行ってもアルコール消毒が設置されています。
人と人の距離が普段より少し遠いです。(新型コロナウイルスの感染防止のため)
私は3月ごろ新型コロナウイルスの感染が広まりだした時は
スペイン人は絶対マスクは着けないと思っていましたが、
今では外出時マスクを着けてない人の方が珍しく感じられます。
この6か月の間、子供達は学校にも行けず、友達と勉強や遊ぶことが出来ませんでした。
その結果、半数の子供たちは学校へ行くのを楽しみにしています。
あとの半数の子供たちは学校へ行きたくないと分かれています。
複数の親達は数週間でまた学校が閉鎖される心配をしています。
もし、クラスメートの中に新型コロナウイルスの症状が発症したら、
クラスメート全員がPCR検査を行い、結果を待ちます。
クラスの中で一人でも陽性の子供がでれば、14日間家での療養となります。
この様な状況が続けば、子供の世話と仕事の両立が求められ、親に負担がかかります。
両親が働いている場合は、非常に難しい状況となっていきます。
この様な状況が心配される中での新学期が始まろうとしているのです。
子供達にとって大切な学び、遊び、体験、交流ができる、健康で過ごせる学校に戻れることを祈ります。