スペインのセマナ・サンタ(聖週間)
セマナ・サンタは聖週間で,スペインの地域によって様々な習慣があり、
宗教のお祝いや祭りが開催されます。
学校は春休みとなり、仕事でも多くの人が休暇を取りミニバケーションを過ごします。
日本のゴールデンウイークみたいな感じです。
スペインのセマナサンタって何?
セマナ・サンタ(聖週間)は、キリストの死後その後、復活を祝うキリスト教のお祝いです。
ドミンゴ・デ・ラモス(Domingo de Ramos)から
ドミンゴ・デ・レスレクシオン(Domingo de Resurrección)までのキリスト教の神聖な期間です。
セマナ・サンタの期間はスペイン各地でプロセシオン(procesion)と呼ばれる、
キリスト像やマリア像の豪華に装飾された台車は信徒や楽隊が町を練り歩く、
宗教行列があります。特にセビリアが有名で行進もとても盛大に行われます。
・ドミンゴ・デ・ラモス(Domingo de Ramos・日曜日) : イエスの最後の行為が祝われる
祝賀会があります。 信者は通常、祝福する司祭に祝福されるためにオリーブの枝を持ち、
行列が行われます。
・聖月曜日 (Lunes Santo) : イエスのはりつけの前の最後の行為はまだ記憶されています。
・聖火曜日 (Martes Santo) : キリスト教徒の誇りの源として提案されている
十字架の行列が行われます。
・聖水曜日 (Miércoles Santo) : トリドゥオ・パスクアル (Triduo Pascual) の前の日の準備。
・聖木曜日 (Jueves Santo) : イエスは弟子たちと最後の晩餐を祝います。
・聖金曜日 (Viernes Santo) : イエスの十字架のはりつけは、人を罪から救い、
彼に永遠の命を与えるために記憶されています。
・聖土曜日 (Sabado Santo) : イエスの死と復活の間の日です。
・ドミンゴ・デ・レスレクシオン(Domingo de Resurrección) :
イエス・キリストが十字架につけられてから3日目に復活し、
復活を祝うため、最も幸せで最も重要な日です。
パスクアって何?
ドミンゴ・デ・レスレクシオン (Domingo de Resurrección)は、
パスクア(Domingo de Pascua)とも呼ばれます。
パスクア (英語のイースターと同じです)とは、
イエス・キリストが処刑された3日後に復活したことを祝うキリスト教のお祭りです。
パスクアの起源は多種多様ですが、冬に別れを告げ、春を迎えることも意味します。
春分の日の後の最初の満月から数えて最初の日曜日がパスクアとなるため、
毎年日付が変わります。
スペインでは第2のパスクアがパスクアの50日後にあります。
モナ・デ・パスクアの象徴、卵とうさぎ
・うさぎ : うさぎの意味には、多産であるうさぎは「繁栄と豊穣」の象徴とされています。
・卵 : 卵の意味には、人生の始まりを象徴とされています。
又はヨーロッパの中世ではセマナサンタの期間は肉を食べることが禁止されていたため、
栄養価の高い卵を飾り始めたとも言われています。
現在、モナ・デ・パスクアは伝統的なパンの上にゆで卵が載った物もありますが、
卵の代わりにチョコレートで作られた卵になりチョコレートのモナが人気になっています。
スペインでは、セマナ・サンタが近づくとスーパーマーケット・パン屋・ケーキ屋などで
モナ・デ・パスクア(Mona de Pascua)が販売されます。
最後に私と子供と一緒に作ったモナ・デ・パスクアを紹介します。
子供の学校のクラスが»海賊»なので海賊船を作ってみました‼