スペイン料理レシピ カルソターダ (カタルーニャ州の冬の名物’’焼きネギ’’)
カタルーニャ州の冬の名物料理カルソターダ
’’カルソターダ’’(Calçotada)はカルソッツ(calçots)を食べることを言います。
本場はバイス(Valls)での炭火焼きの直火でカルソッツを真っ黒になるまで焼きます。
食べ方は真っ黒に焼けた皮を剥いて、ロメスコソースをつけて食べます。
カルソッツって何?
カルソッツは日本の長ネギに見えますが、実は玉ねぎを特別な栽培方法をしたものなんです。
この栽培方法は世界でもカタルーニャ州だけです。
カルソッツの栄養価は玉ねぎと同様ビタミンやミネラルが多く含まれています。
1月から4月頃までスーパーマーケットや八百屋さんに並びます。
カルソターダ
カルソッツの発祥はカタルーニャ州のバイスです。
バイスではカルソターダのお祭りがあります。
お祭りでは、
カルソッツを焼く炭火焼きの実演もあったり、カルソッツの早食い競争もあります。
屋台などで買って食べたり、レストランでコース料理でも楽しむことができます。
カルソッツの作り方
カルソッツをきれい洗って、一枚目の皮を剝き根っこを少し残します。
*根っこを全部取ってしまうと調理中にカルソッツが飛び出してしまうからです。
200度のオーブンで10~12分焼いてオーブンを止めます。
新聞紙又はアルミホイルでカルソッツを包み10分ほど待ったら、できあがり!!
食べ方は独自のスタイルで、
汚れないように使い捨てエプロン(焼肉を食べるときに使うようなもの)をつけて
一枚目の皮を剥き、ロメスコソースを付けて、
上を向いてカルソッツをパクリと白い部分だけを食べます。
カルソッツを食べた後はこんな感じです。
レストランのメニューでは、
カルソッツ、パン・コン・トマテ、
などの季節限定のコース料理をしているところがたくさんあります。
カタルーニャ州に1月から4月に来る機会があれば一度食べてみてください。