スペインスペイン食品文化

スペインのクリスマス

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クリスマスツリー

12月になるとスペインの街はクリスマスの飾りが付けられ

夜になるとライトアップされてとても綺麗です。

スペインのクリスマス ではクリスマスツリーを飾るだけでなく、

ベレン (Belén) と呼ばれる、イエス・キリストの誕生シーンを再現した人形を飾ります。

カタルーニャ州では、

カガティオ (caga Tió) と呼ばれる、顔のついた丸太の人形もかざります。

*カガティオはクリスマスの1~2週間前から、

お供え物 (みかんやパンなどのご飯のあもりもの)を捧げ、クリスマスイブに子供たちが

歌を歌いながら棒でカガティオを叩くと布の下からプレゼントが出てきます。

クリスマスのカレンダー

12月になるとクリスマスのカレンダーを買い、

子供たちは毎日楽しみに、日付の窓を開け、チョコレートが入っているのを食べながら

クリスマスまで待ちます。

クリスマスイブの夜に家族が集まり楽しく賑やかに夜食事をし、

クリスマスの朝はプレゼントを開けて子供たちは大喜び!!

昼はまた家族が集まりお昼ご飯を一緒に食べて過ごします。

スペインのクリスマスの食事は家庭にもよりますが、

前菜はタパスで魚介類 (エビ、アサリ、ナバハス)やスパニッシュオムレツやパテなどです。

メイン料理はラムレッグのローストや子豚の丸焼きや

カルドジャ (carn d´olla: カタルーニャ州の鍋料理、おでんに似ています)

スペインのクリスマスのお菓子

デザートはトゥロン・ポルボロン・マサパンなどのとても甘いお菓子を食べます。

スペインのクリスマスは日本のお正月と似ていて、

スペイン人にとって1年で一番大切なイベントです。

クリスマスはお母さんが大量の料理を用意して、

家族が集まりみんなで楽しく一緒に食事をしてプレゼント交換をして過ごします。

12月31日の大晦日も家族が集まり夕食をたべます。年越しのカウントダウンでは

12回鐘がなり、鳴る鐘の音に合わせてブドウを食べる風習があります。

12個のブドウは新年の幸運を招くそうです。

スペイン人はテレビを見ながら真剣にブドウを食べます。

その後、新年を迎えるとみんなで、カバ (スペインのシャンパン)でお祝いします。

レジェスマゴ

また、スペインのクリスマスは1月6日のレジェスマゴ (Reyes Magos) もお祝いします。

*レジェスマゴは東方の三賢者がラクダに乗って、

キリストの誕生を祝いにプレゼントを持ってきたことが由来。

1月5日の夜にレジェスマゴの三人の大様がキャンディーを配りながら街をパレードします。

寝る前に子供たちは窓又はベランダに

三人の大様やラクダにお供え物(パン・クッキー・牛乳)を用意して寝ます。

すると次の日の朝、プレゼントが贈られて子供たちは朝、プレゼントを開けて大喜び!!

1月6日のお昼も家族が集まり食事をし、デザートはロスコン (Roscón)を食べるのが習慣です。

スペインのクリスマス は2週間近くあり、

家族によって違いますが

スペインの子供達はクリスマスとレジェスマゴにプレゼントを2回貰えます。

2020年は新型コロナウイルスの影響で スペインのクリスマス の過ごし方に制限があります。

*クリスマス期間の会合は10人以下で同居人同士のグループが2つを超えないこと。

*クリスマスイブと大晦日夜は夜中1時30分以降は外出禁止。

*クリスマスや大晦日のイベント・ナイトクラブなど人が集まる行事は禁止。

レジェスマゴのパレードは行われますが無観客でテレビ放送される予定です。

今年は少し寂しいクリスマスになりそうです。

健康が第一なので皆さん2020年でしか楽しめないクリスマスを過ごして下さいね!!

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